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  • 2005年10月 の記事一覧

2005年10月06日(木) 記事No.91
今回縁あって染めをお願いした高橋常兵衛さんと、その江戸中紋染めを、せっかくなので紹介したいと思います。
高橋さんは、18才の時に江戸時代の型紙に初めて接し、その美しさに惹かれて、今では約3万枚収集するコレクターだそうです。古代型は、日本では東京芸術大学・国立歴史民族博物館・京都国立博物館等に、海外ではアメリカ・フランス・ドイツ・オーストリア等に収集されているような文化財です。これらの細かい見事な柄の型を染めるのは困難と思われていましたが、高橋氏は7年前、この古代型を復刻・再現して染色する方法を編み出し、88歳になられた今もご自分の手で染めておられます。細かい型をきちんと表現するために注染(簡単に言うと、短い型で柄を繋いでいく)ではなく長板で手染めをしていらっしゃるそうです。
綿紅梅の良い染めの反物を買うとなると、正直7万くらいはかかるでしょう。さらに注文で作ってもらうとなれば、さらに上乗せされるのが普通…ところが高橋さんは「あとどれだけ染められるかもわからないし、自分の染めたものを喜んでもらえたらそれでいい」と、手ごろな値段で売ってくださってるんだそうです。ありがたい話です。う~ん、うまくまとまらない;伝統工芸って、何見ても感動するんだけど、今回は自分注文で作ってもらって自分の手許に来ただけに感動もひとしおというかなんというか…とにかく素晴らしい出来です。
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2005年10月06日(木) 記事No.90
鈴乃屋さんにお願いしていた浴衣地が仕上がってきました。
包みにはちゃんと鈴乃屋の包装紙をかけてくれて、達筆のお手紙も添えられていました。さすがにキチンとしてますね~
20051006133001

それで、この浴衣地。先日島屋で鈴乃屋さんと話していて、結局買ってしまったものです(笑)。次に浴衣地を買うときは、「綿紅梅・大柄の菖蒲・藍」と決めていました。コレが意外と見つからないものなんです。菖蒲のイメージが違ったり生地が気に入らなかったり…鈴乃屋さんで見せてもらっていた綿紅梅は素晴らしい藍染めばかりで、とっても素敵だったんですが、菖蒲がなんとなく気に入らなかったので、今回も縁が無かったかと思ってました。が、例のまくしたてた方が、染め見本を見せてくれて、あまり乗り気ではなかったんですが、なんとその中にイメージ通りのものがあったんです。
でもそれは高橋常兵衛さんの江戸中紋染め。江戸時代の染型を復刻して一反を一枚の長い型紙で染める日本唯一の作家さん。しかも88歳。あと何年続けられるかわからないという…高橋さんに「この型で」ってお願いして染めてもらって…思ったより高くない;これに決めました。
20051006133000

美しいです。包みの和紙を開く間ドキドキしましたが、開いた後の方がドキドキでした。感動ですね…自分で型を決めてお願いしたというのもありますが、染色の美しさといい、柄の細かさといい、反物からあふれ出る作家さんの心意気といい、嬉しいですね。
さて、今度はこの仕立てをどうするかですね…悩みます;
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